Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
病院の売店で花を買っていると、会いたくない人ランキングがあるなら間違いなく3本の指に入るだろう人を…見かけた。
坂下の、奥さん。
ここに来たってことは、まだ離婚してないんだろうな…。
花を活けてから病室に戻ると、坂下と奥さんが話し合いをしているようだった。
今入っていくのは、マズイよね?
そう思っていたら、坂下がドアを開けてくれた。
サイドボードに花を置いて帰ろうとすると、奥さんに話しかけられた。
「話があるんだけど、いいかしら?」
「良和のことを、彼女に頼むのは止めてください。」
坂下がそう言うのを無視するかのように、奥さんは私の腕を取ると病室から連れ出した。
向かった先は、病院内の喫茶コーナー。
「何、頼む?」
「あ…じゃあ、同じので…。」
こういう時って、コーヒーを頼むものだろうと思っていたから…。
「クリームソーダ2つ。」
オーダー聞いた時は、それはアリか?と思った。
「あの、聞いても良いですか?」
「『話って何?』ってことなら、飲みながら話すわ。」
「それもあるけど、先生が言ってた『良和』って誰のことですか?」
「うちの息子のことだけど?」
クリスマスイブの出来事を思い出したら、気分が悪くなった。
坂下の、奥さん。
ここに来たってことは、まだ離婚してないんだろうな…。
花を活けてから病室に戻ると、坂下と奥さんが話し合いをしているようだった。
今入っていくのは、マズイよね?
そう思っていたら、坂下がドアを開けてくれた。
サイドボードに花を置いて帰ろうとすると、奥さんに話しかけられた。
「話があるんだけど、いいかしら?」
「良和のことを、彼女に頼むのは止めてください。」
坂下がそう言うのを無視するかのように、奥さんは私の腕を取ると病室から連れ出した。
向かった先は、病院内の喫茶コーナー。
「何、頼む?」
「あ…じゃあ、同じので…。」
こういう時って、コーヒーを頼むものだろうと思っていたから…。
「クリームソーダ2つ。」
オーダー聞いた時は、それはアリか?と思った。
「あの、聞いても良いですか?」
「『話って何?』ってことなら、飲みながら話すわ。」
「それもあるけど、先生が言ってた『良和』って誰のことですか?」
「うちの息子のことだけど?」
クリスマスイブの出来事を思い出したら、気分が悪くなった。