Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
坂下が蒼から書類を受け取り、目を通す。
その間、私は蒼を睨みつけてやった。
私はずっと夢見てた今日のデートを、すっごくすっごくすっごくすっごく…楽しみにしてたんだー!
「そう恐い目で睨むなよ、すぐ終わるからさ。」
蒼が私に話しかけた。
そりゃあ…これから出かけるとこだったかもしれないけどさ、坂下と顔を合わせた瞬間から私のデートは始まっているの。
怒らずにいられるわけ、ないでしょう?
駅で待たず、病院まで来たことは不幸中の幸い。
駅にいたら、なかなか来ない坂下を胸の潰れるような思いで待っていたのだろうから…。
蒼は走り書きをしたメモ用紙を封筒に入れると、封筒ごと私に手渡した。
「これ、2人きりになったときにでも坂下先生に渡して。」
蒼は、坂下に気付かれないように小声で言った。
「今、渡せば?」
「それじゃ意味ない。」
蒼がそう言うから、まぁ…言われたとおりにしてやるか。
程なくして用事が済み、蒼が駅まで車に乗せてくれると言うので、その言葉に甘えることにした。
口ではお礼言うけど、デートの邪魔したんだから当然だよね。
その間、私は蒼を睨みつけてやった。
私はずっと夢見てた今日のデートを、すっごくすっごくすっごくすっごく…楽しみにしてたんだー!
「そう恐い目で睨むなよ、すぐ終わるからさ。」
蒼が私に話しかけた。
そりゃあ…これから出かけるとこだったかもしれないけどさ、坂下と顔を合わせた瞬間から私のデートは始まっているの。
怒らずにいられるわけ、ないでしょう?
駅で待たず、病院まで来たことは不幸中の幸い。
駅にいたら、なかなか来ない坂下を胸の潰れるような思いで待っていたのだろうから…。
蒼は走り書きをしたメモ用紙を封筒に入れると、封筒ごと私に手渡した。
「これ、2人きりになったときにでも坂下先生に渡して。」
蒼は、坂下に気付かれないように小声で言った。
「今、渡せば?」
「それじゃ意味ない。」
蒼がそう言うから、まぁ…言われたとおりにしてやるか。
程なくして用事が済み、蒼が駅まで車に乗せてくれると言うので、その言葉に甘えることにした。
口ではお礼言うけど、デートの邪魔したんだから当然だよね。