Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
エスカーを乗り継ぎ、展望台へ行く…のかと思いきや、坂下はどんどん道を下っていく。
「展望台、昇らないの?」
「昇る前に、少し散策しましょう。」
坂下と散策してる途中、恋の南京錠というのが目に留まった。
ちょっとだけ待ってもらい、南京錠を買った。
坂下が嫌がらなければ、これに願掛けしたいな…。
このまま進んで行ったら…。
龍恋の鐘-
イブに盗み聞きしたあの言葉を、坂下は私にくれるの?
恋人同士で鳴らすと幸せになれるという鐘の前で、坂下が言った。
「そろそろ、引き返しましょうか。」
「どうして?」
「恋人たちの邪魔をしては、神様に叱られてしまいます。」
私たち、想いは通じ合っているんじゃないの?
私、期待してたのに…。
「じゃあ、なんで…ここに来たの?」
「ただの、散策です。」
私は、坂下の嘘が悲しい…。
「じゃあ、イブの院長との会話は何!?
先生は、私に平気で嘘つくの?」
悲しくて、涙が出た。
「聞いて、いたのですか?」
私は泣きながら、頷いた。
「アンジェ、私はあなたに嘘をついて平気だったことは一度もありません。」
坂下は私の涙を拭うと、辛そうな声で呟いた。
「展望台、昇らないの?」
「昇る前に、少し散策しましょう。」
坂下と散策してる途中、恋の南京錠というのが目に留まった。
ちょっとだけ待ってもらい、南京錠を買った。
坂下が嫌がらなければ、これに願掛けしたいな…。
このまま進んで行ったら…。
龍恋の鐘-
イブに盗み聞きしたあの言葉を、坂下は私にくれるの?
恋人同士で鳴らすと幸せになれるという鐘の前で、坂下が言った。
「そろそろ、引き返しましょうか。」
「どうして?」
「恋人たちの邪魔をしては、神様に叱られてしまいます。」
私たち、想いは通じ合っているんじゃないの?
私、期待してたのに…。
「じゃあ、なんで…ここに来たの?」
「ただの、散策です。」
私は、坂下の嘘が悲しい…。
「じゃあ、イブの院長との会話は何!?
先生は、私に平気で嘘つくの?」
悲しくて、涙が出た。
「聞いて、いたのですか?」
私は泣きながら、頷いた。
「アンジェ、私はあなたに嘘をついて平気だったことは一度もありません。」
坂下は私の涙を拭うと、辛そうな声で呟いた。