Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
海岸沿いで、沈んでいく夕日を眺める。
こういうシチュエーションで、キスとか…したいなぁ。
私は、坂下の顔を見た。
「どうしましたか?」
肩に左手を回し、坂下が尋ねた。
まぁ、こうして肩を抱いていてくれるだけ進歩なんだろうけど…。
「キスしたいな…。」
「しかし、誰も見ていないとは限りません。」
んもぉー。
しびれを切らした私は、坂下の首に腕を回すと、軽く唇にキスをした。
「ホントは…先生の方から、して欲しいんだからね。」
私がそう言うと、左手を肩に回したままの坂下が右手を私の唇に伸ばした。
あとちょっとで坂下の指が私に触れる…というとき、何かを思い出したかのように坂下はその手を退いてしまった。
あ…坂下は今でも、右手の傷を見せないようにしてくれているんだ。
そういえば私、ずっと謝ってなかった…。
私は坂下の右手を両手で取ると、胸の前で握りしめた。
「ごめん…ね、痛かったよね?」
私は右手を握りしめたまま、指先の傷痕にキスをした。
上目遣いで坂下を見ると、いつもの優しい微笑みをくれた。
握りしめた手を緩めると、坂下は私の唇に指先をつけたままなぞりだした。
私はされるがままに、坂下を見つめる。
優しい微笑みをたたえる坂下の表情が、微妙に変わった。
何て言うか…、今までそんなに色気のある顔をドコに隠してたのか聞きたいくらい。
こういうシチュエーションで、キスとか…したいなぁ。
私は、坂下の顔を見た。
「どうしましたか?」
肩に左手を回し、坂下が尋ねた。
まぁ、こうして肩を抱いていてくれるだけ進歩なんだろうけど…。
「キスしたいな…。」
「しかし、誰も見ていないとは限りません。」
んもぉー。
しびれを切らした私は、坂下の首に腕を回すと、軽く唇にキスをした。
「ホントは…先生の方から、して欲しいんだからね。」
私がそう言うと、左手を肩に回したままの坂下が右手を私の唇に伸ばした。
あとちょっとで坂下の指が私に触れる…というとき、何かを思い出したかのように坂下はその手を退いてしまった。
あ…坂下は今でも、右手の傷を見せないようにしてくれているんだ。
そういえば私、ずっと謝ってなかった…。
私は坂下の右手を両手で取ると、胸の前で握りしめた。
「ごめん…ね、痛かったよね?」
私は右手を握りしめたまま、指先の傷痕にキスをした。
上目遣いで坂下を見ると、いつもの優しい微笑みをくれた。
握りしめた手を緩めると、坂下は私の唇に指先をつけたままなぞりだした。
私はされるがままに、坂下を見つめる。
優しい微笑みをたたえる坂下の表情が、微妙に変わった。
何て言うか…、今までそんなに色気のある顔をドコに隠してたのか聞きたいくらい。