Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
食後に、坂下の大好きなコーヒーを淹れた。
2人でコーヒーを飲み、時々キスも交わしながら、まったりした時間を過ごす。
「ところで、さっき言ってた手紙って…私にもくれるの?」
「欲しいのでしたら書きますが、あなたとはいつも会って話しているので何を書いたら良いものか…。」
「ラブレターが良いな、うんと熱烈なの。」
「ラブ…レターですか?」
「そう、私の心を傷つけた分くらいは告ってくれなきゃ…だよ。」
「散々踏みにじってきましたから、便箋を何十枚と使わないといけませんね。
今から書いて間に合うかどうか…。」
この人のことだから、ホントにレポート用紙100枚書きそうな気がしてきた。
「あの、無理しなくても…いいよ。
実は…コレ、持ち出しちゃった。」
私は、辺津宮で見つけた絵馬を坂下に見せた。
「あなたって人は…、私の願い事が叶わなかったら困るじゃありませんか。」
「だって…私のこと『生涯で、世界で1番愛してる』って書いてくれているんだもん、欲しくなっちゃうじゃない。」
「だからと言って、奉納したものを持ち出すというのは…。」
「返しに行かなきゃ…ダメ?」
絵馬を胸に抱いたまま、上目遣いで坂下を見つめた。
「もう…好きなようにしてください。」
坂下はため息をつくと、洗面所の方に向かった。
時計を見ると、坂下が帰ると言い出しかねないような時間になっていた。
帰したく…ないな。
我儘になってく自分に、歯止めが効かない。
2人でコーヒーを飲み、時々キスも交わしながら、まったりした時間を過ごす。
「ところで、さっき言ってた手紙って…私にもくれるの?」
「欲しいのでしたら書きますが、あなたとはいつも会って話しているので何を書いたら良いものか…。」
「ラブレターが良いな、うんと熱烈なの。」
「ラブ…レターですか?」
「そう、私の心を傷つけた分くらいは告ってくれなきゃ…だよ。」
「散々踏みにじってきましたから、便箋を何十枚と使わないといけませんね。
今から書いて間に合うかどうか…。」
この人のことだから、ホントにレポート用紙100枚書きそうな気がしてきた。
「あの、無理しなくても…いいよ。
実は…コレ、持ち出しちゃった。」
私は、辺津宮で見つけた絵馬を坂下に見せた。
「あなたって人は…、私の願い事が叶わなかったら困るじゃありませんか。」
「だって…私のこと『生涯で、世界で1番愛してる』って書いてくれているんだもん、欲しくなっちゃうじゃない。」
「だからと言って、奉納したものを持ち出すというのは…。」
「返しに行かなきゃ…ダメ?」
絵馬を胸に抱いたまま、上目遣いで坂下を見つめた。
「もう…好きなようにしてください。」
坂下はため息をつくと、洗面所の方に向かった。
時計を見ると、坂下が帰ると言い出しかねないような時間になっていた。
帰したく…ないな。
我儘になってく自分に、歯止めが効かない。