Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
梨香の発案で、翌日の模擬店当番が終わってから坂下がいる職員室へ向かう。
クラスの模擬店は、コスプレ喫茶。
企画聞いたときは、ありえない!って思った。
梨香はメイド服、私はチャイナ服のまま着替えてない。
この格好で職員室に入るっていうのもなぁ…。
「コーヒーをお持ちいたしました、ご主人様。」
お嬢様の梨香がそう言うと、坂下はウケたらしい。
ひとしきり笑った後
「ちょうど良かった、食後のコーヒーが欲しいと思っていたところです。」
そう言った坂下の机には、焼きそばとかお好み焼きで使われる空きパックがあった。
「それ、片付けましょうか?」
私が声をかけると、後で回収に来るのだという。
カップにコーヒーを注ぎ、梨香と私が作ったクッキーを添えて坂下の机に置く。
その時、1年生だと思われる女子がパックの回収に来た。
「味はどうでした?」
「とても美味しかったですよ。」
「ホントですか?
私が作ったんですよー。」
あぁそうか、このコも坂下のこと…。
「良かったら、おひとつどうですか?」
坂下はコーヒーに添えたクッキーの1枚を、1年のコに手渡した。
偶然かもしれないけど、私が作ったクッキーが坂下の手元に残ったことが嬉しかった。
梨香が作ったクッキーを手にした1年生は、帰り際に私を上目遣いに見ていった。
私と同じことを、彼女も感じ取ってる?
『彼女も、坂下が好きなんだ…』って…。
クラスの模擬店は、コスプレ喫茶。
企画聞いたときは、ありえない!って思った。
梨香はメイド服、私はチャイナ服のまま着替えてない。
この格好で職員室に入るっていうのもなぁ…。
「コーヒーをお持ちいたしました、ご主人様。」
お嬢様の梨香がそう言うと、坂下はウケたらしい。
ひとしきり笑った後
「ちょうど良かった、食後のコーヒーが欲しいと思っていたところです。」
そう言った坂下の机には、焼きそばとかお好み焼きで使われる空きパックがあった。
「それ、片付けましょうか?」
私が声をかけると、後で回収に来るのだという。
カップにコーヒーを注ぎ、梨香と私が作ったクッキーを添えて坂下の机に置く。
その時、1年生だと思われる女子がパックの回収に来た。
「味はどうでした?」
「とても美味しかったですよ。」
「ホントですか?
私が作ったんですよー。」
あぁそうか、このコも坂下のこと…。
「良かったら、おひとつどうですか?」
坂下はコーヒーに添えたクッキーの1枚を、1年のコに手渡した。
偶然かもしれないけど、私が作ったクッキーが坂下の手元に残ったことが嬉しかった。
梨香が作ったクッキーを手にした1年生は、帰り際に私を上目遣いに見ていった。
私と同じことを、彼女も感じ取ってる?
『彼女も、坂下が好きなんだ…』って…。