Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
私が笑い出すと
「何を笑っている!」
担任が怒鳴った。
怒鳴ることしか能のない担任の言葉なんか、聞く耳を持ち合わせていない。
「蒼、あんたってタダのフェロモン撒き散らしのエロ教師じゃなかったのね…。」
梨香と一緒にいるときだけだが、たまに蒼と喋ることもあるので、こんなセリフも平気で言えたりする。
その言葉を聞いた蒼は、苦笑いをした。
私は立ち上がり、部屋を出ようとした。
今日はこれ以上、面白いことなんて無いしね。
「誰が、帰って良いと言った?」
担任が、立ち塞がる。
ならば、力ずくで部屋を出るだけだ。
私は、スカートの中…正確に言うと、下着の下に隠し持っているソレを手にした。
その際、下着でも見えたのだろうか、蒼の奴が『ひゅうー』なんて口笛を吹いた。
何見てんだよ!?
担任に向けて振りかざそうとした瞬間、手首を掴まれた。
てっきり蒼かと思って振り向くと、意外なことに坂下だった。
「離せよ!」
私は坂下の手を振り切ろうとしたが、びくともしなかった。
剣道の段位を持ってる蒼ならともかく、この男にそんな力があるのか?
「それは、いたしかねます。
えっと…確か苗字で呼ばれるのは、お嫌いでしたね。」
「それが何?」
「私は、あなたのお名前を存じ上げておりません。
恐れ入りますが、お名前をお聞かせ願えますか?」
坂下の授業を受けていない私のことなんか知らなくて当たり前なんだろうけど、名前も知らない奴の説教に立ち会うか?
「え!?坂下先生、知らなかったんですか?」
蒼が、驚きを隠せない口調で言った。
私は、少し呆れつつ答えた。
「アンジェリーナ。」
「何を笑っている!」
担任が怒鳴った。
怒鳴ることしか能のない担任の言葉なんか、聞く耳を持ち合わせていない。
「蒼、あんたってタダのフェロモン撒き散らしのエロ教師じゃなかったのね…。」
梨香と一緒にいるときだけだが、たまに蒼と喋ることもあるので、こんなセリフも平気で言えたりする。
その言葉を聞いた蒼は、苦笑いをした。
私は立ち上がり、部屋を出ようとした。
今日はこれ以上、面白いことなんて無いしね。
「誰が、帰って良いと言った?」
担任が、立ち塞がる。
ならば、力ずくで部屋を出るだけだ。
私は、スカートの中…正確に言うと、下着の下に隠し持っているソレを手にした。
その際、下着でも見えたのだろうか、蒼の奴が『ひゅうー』なんて口笛を吹いた。
何見てんだよ!?
担任に向けて振りかざそうとした瞬間、手首を掴まれた。
てっきり蒼かと思って振り向くと、意外なことに坂下だった。
「離せよ!」
私は坂下の手を振り切ろうとしたが、びくともしなかった。
剣道の段位を持ってる蒼ならともかく、この男にそんな力があるのか?
「それは、いたしかねます。
えっと…確か苗字で呼ばれるのは、お嫌いでしたね。」
「それが何?」
「私は、あなたのお名前を存じ上げておりません。
恐れ入りますが、お名前をお聞かせ願えますか?」
坂下の授業を受けていない私のことなんか知らなくて当たり前なんだろうけど、名前も知らない奴の説教に立ち会うか?
「え!?坂下先生、知らなかったんですか?」
蒼が、驚きを隠せない口調で言った。
私は、少し呆れつつ答えた。
「アンジェリーナ。」