Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
勝負
今日のホテルは、梨香と2人部屋。
梨香は蒼と秘密の恋愛中、私は妻子持ちの坂下に片思い中…。
だから、聞かれて困るような恋バナも今なら堂々と話せるわけで…ついつい夜更かし。
「ねぇアンジェ、夕食は坂下先生と一緒だったようだけど…その前はどうだったの?」
「1日、一緒だったよ。」
「きゃ~っ、デートだー!」
「うん…。」
あんなことさえ言わなかったら、今日は最高の1日だったと思う。
「…アンジェ?」
浮かない顔でもしていたのだろう、梨香が私を心配そうに見ていた。
「ん?…あぁ、ちょっと、考えごと…。」
うっかり本人に告っちゃいましたなんて、言えやしない。
梨香にはいくつも隠し事してるけど、そのたびに心が痛む。
「デートだなんて、浮かれるわけにはいかないよね。
ごめんね…。」
「謝らないでよ。
妻子持ち好きになったって言って、それを受け入れてくれるのはリコだけだよ。」
梨香と並んでベッドに腰掛けてた私は、梨香のこめかみに自分の頭をコツンと軽くぶつけた。
そんなとき、私のケータイにメールが届いた。
坂下からだった。
梨香は蒼と秘密の恋愛中、私は妻子持ちの坂下に片思い中…。
だから、聞かれて困るような恋バナも今なら堂々と話せるわけで…ついつい夜更かし。
「ねぇアンジェ、夕食は坂下先生と一緒だったようだけど…その前はどうだったの?」
「1日、一緒だったよ。」
「きゃ~っ、デートだー!」
「うん…。」
あんなことさえ言わなかったら、今日は最高の1日だったと思う。
「…アンジェ?」
浮かない顔でもしていたのだろう、梨香が私を心配そうに見ていた。
「ん?…あぁ、ちょっと、考えごと…。」
うっかり本人に告っちゃいましたなんて、言えやしない。
梨香にはいくつも隠し事してるけど、そのたびに心が痛む。
「デートだなんて、浮かれるわけにはいかないよね。
ごめんね…。」
「謝らないでよ。
妻子持ち好きになったって言って、それを受け入れてくれるのはリコだけだよ。」
梨香と並んでベッドに腰掛けてた私は、梨香のこめかみに自分の頭をコツンと軽くぶつけた。
そんなとき、私のケータイにメールが届いた。
坂下からだった。