Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
痴漢を取り押さえてる男子が2人、梨香を介抱してる男子が2人…。
この班、男子4人に梨香とアンジェだったよな?
「アンジェはどうした?」
「あっ!」
梨香についていた男子の1人が、忘れてた!とでもいうような声をあげた。
おいおい…アンジェに付き添おうって考える奴、誰もいないのかよ。
確かにダークエンジェルなんて異名つけられるくらい強そうなイメージあるし、実際にクラスのひ弱な男どもよりケンカ強いだろうけどさ、あれでも一応女だぞ?
「アンジェ!」
僕は発車ベルが鳴り響く中、電車に片足をかけて車内を覗き込んだ。
視界に捉えたのは、アンジェを抱きかかえるようにしてドアに向かって歩く、坂下先生の姿だった。
あぁ、この人が居たんだったな…。
坂下先生はホームに降り、痴漢を捕らえたのを確認すると、僕にこう言った。
「蒼先生がいてくださって、助かりました。」
「それは、僕のセリフです。」
坂下先生が居なかったら、アンジェを独りぼっちにするとこだった。
この班、男子4人に梨香とアンジェだったよな?
「アンジェはどうした?」
「あっ!」
梨香についていた男子の1人が、忘れてた!とでもいうような声をあげた。
おいおい…アンジェに付き添おうって考える奴、誰もいないのかよ。
確かにダークエンジェルなんて異名つけられるくらい強そうなイメージあるし、実際にクラスのひ弱な男どもよりケンカ強いだろうけどさ、あれでも一応女だぞ?
「アンジェ!」
僕は発車ベルが鳴り響く中、電車に片足をかけて車内を覗き込んだ。
視界に捉えたのは、アンジェを抱きかかえるようにしてドアに向かって歩く、坂下先生の姿だった。
あぁ、この人が居たんだったな…。
坂下先生はホームに降り、痴漢を捕らえたのを確認すると、僕にこう言った。
「蒼先生がいてくださって、助かりました。」
「それは、僕のセリフです。」
坂下先生が居なかったら、アンジェを独りぼっちにするとこだった。