Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
アンジェを、梨香と別のベンチに運ぶ。
力なく腰掛けたアンジェの右脚を見て、痴漢に思いっきり蹴りを入れて後悔する必要は無かったと思った。
とりあえずこのままにしておくのは可哀想だし、拭いてやるか…。
ティッシュで脚を拭こうとしたら、アンジェが暴れだした。
小声ではあるけど、義理の父親に性的虐待を受けたときのことを口走っている。
「や…!」
コンバースの踵が、危うく鳩尾に入るとこだった。
「イヤじゃないだろーが、下着見えるから暴れるなって!」
それに、他人が射精したモノなんか手にくっつけたくない。
何とか押さえ込んで拭き取ったころ、坂下先生が濡らしたタオルを手に、僕らのもとに戻って来た。
「アンジェの奴、ちょっと錯乱してる。」
僕は、坂下先生に耳打ちした。
少しばかり騒いだから心配なのだろう、梨香が僕のもとに来た。
「怪我は大丈夫か?
こっちは…まぁ大丈夫だから、余合は向こうで座ってて。」
梨香は不服そうだったが、アンジェは義理の父親とのことを知られたくないのだから仕方ない。
「気絶でもさせることができれば、楽なんですけど…。」
坂下先生ならばできるんじゃないかと思い、話を振ってみた。
力なく腰掛けたアンジェの右脚を見て、痴漢に思いっきり蹴りを入れて後悔する必要は無かったと思った。
とりあえずこのままにしておくのは可哀想だし、拭いてやるか…。
ティッシュで脚を拭こうとしたら、アンジェが暴れだした。
小声ではあるけど、義理の父親に性的虐待を受けたときのことを口走っている。
「や…!」
コンバースの踵が、危うく鳩尾に入るとこだった。
「イヤじゃないだろーが、下着見えるから暴れるなって!」
それに、他人が射精したモノなんか手にくっつけたくない。
何とか押さえ込んで拭き取ったころ、坂下先生が濡らしたタオルを手に、僕らのもとに戻って来た。
「アンジェの奴、ちょっと錯乱してる。」
僕は、坂下先生に耳打ちした。
少しばかり騒いだから心配なのだろう、梨香が僕のもとに来た。
「怪我は大丈夫か?
こっちは…まぁ大丈夫だから、余合は向こうで座ってて。」
梨香は不服そうだったが、アンジェは義理の父親とのことを知られたくないのだから仕方ない。
「気絶でもさせることができれば、楽なんですけど…。」
坂下先生ならばできるんじゃないかと思い、話を振ってみた。