Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
私は椅子から立ち上がり、ドアに向かった。
「どこへ行く?」
蒼が問いかけた。
「校長に直談判しに行くの、先生が処分されるなんて…ありえない!」
「止めろ!話をデカくする気か!?」
そう言って、蒼はドアに立ちふさがる。
「どいて!」
「今回のこと、校長は知らないんだ。
知ったら、坂下先生にもっと重い処分が下る。」
校長が、知らない…?
「実は、教頭の一存で…握り潰した。」
「教頭が…って、どういうこと?」
「教頭は坂下先生の大学の先輩だから、坂下先生のことは大抵お見通しってワケ。
ホントはアンジェが仕掛けたことくらい、教頭は分かってる。
だけど、坂下先生が最後までお前を庇うから、今回は教頭が折れたんだ。」
坂下…どうして、私なんかを庇うの?
「どこへ行く?」
蒼が問いかけた。
「校長に直談判しに行くの、先生が処分されるなんて…ありえない!」
「止めろ!話をデカくする気か!?」
そう言って、蒼はドアに立ちふさがる。
「どいて!」
「今回のこと、校長は知らないんだ。
知ったら、坂下先生にもっと重い処分が下る。」
校長が、知らない…?
「実は、教頭の一存で…握り潰した。」
「教頭が…って、どういうこと?」
「教頭は坂下先生の大学の先輩だから、坂下先生のことは大抵お見通しってワケ。
ホントはアンジェが仕掛けたことくらい、教頭は分かってる。
だけど、坂下先生が最後までお前を庇うから、今回は教頭が折れたんだ。」
坂下…どうして、私なんかを庇うの?