逆境の桜
「チッ。」
副長さんは局長さんに言われ刀を鞘納めた。
ふぅ...驚いた。
「本日、私がこちらに伺った目的は貴方達と味方になりたかったからです。」
「なんと....。しかし我々は!」
「存じております。貴方方は佐幕派ですよね?そして私達長州は倒幕派。」
「お前知っているなら何故ここまで....」
「来たのか?それは私の本来の目的は会津と同名を組むことですから。」
「何ふざけたこと。」
「私は真面目です。実は私の兄が会津藩士でして、幼い頃同盟を組むことを約束したのです。会津の方々が幕府を終わらせたくないのなら幕府と一緒に新しい世を作れば良い。そう考えるのはおかしいですか?」