逆境の桜




「松村殿。貴方のお国を思うお気持ちはよく分かりました。しかしここはまず土方君の言う通り仲間を作りなさい。今のこの国には貴方のような方が必要です。頑張って下さい。」




「松村殿、我々は貴方が沢山の仲間を引き連れまたここを訪ねてきてくれるのを待ってます。」




「....ありがとうごさいます。本日は私の話をお聞き下さって....。また伺います。これから先に一番の必要なのは壬生浪士組の方々のような人達だと私は思っています。では失礼致します。」





さてと....これからどうしようか。





「あんさん聞きよった?土佐の坂本龍馬言う人を。あん人は何でも薩長同盟を考えてるらしいんよ。」




「ほんまに?薩摩と長州が同盟を結びよったら幕府もおしまいやな。」





坂本龍馬....ね。




薩長同盟、か….。






それも良いかも。




「すいません。今坂本さんがどうとか聞こえたのですが、彼が何処にいるかご存知でしょうか?」




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