逆境の桜
。*平助side*。
「はぁ!?何でだよ!ダメだお八重!今すぐ帰って来い!今ならまだ間に合う!」
八重が居なくなったと知り、俺は八重を探していた。
八重から連絡が入った時は安心したが、八重の言葉を聞いた俺は涙が止まらなくなった。
《ごめ....っ....ね........平助....今まで....ありがとね........新選組と....平助と....一緒に........過ご....した時間は....私の大切な宝物........ありがとう....》
「嫌だよ........八重........お願いだよ........もど....っ........て....きて....」
《....さよなら....へいす....けぇ.......》
「嫌だ....っ....!....お八重........八重!....ブツッ」