逆境の桜
木戸「桜....戦が終わったのは君のおかげだ。感謝している。だが、周りの気持も考えずに行動した事は許せない。幼い頃からずっと一緒だったのに今から桜なしの生活なんて僕等が出来るわけないだろ........っ....。」
『ごめんね。でも私はあの時の行動に後悔はしていない。』
近藤「何故だ?」
近藤が尋ねると八重はニッコリ笑って言った。
『私が命を懸けて落とした核爆弾のおかげで日本は勝てた事だし、私は沢山の清の人達をボタン1つで殺したの。それは例え国を守るためであろうと許されない行為。でもそれは私が死ぬ事で少し罪は償われた筈よ。』
永倉「じゃあお前は罪を償うのと日本の勝利の為だけに大切な仲間を残して死んだのか?」
『そうよ。』
高杉「ふざけんなよ。俺は........俺等は........例え日本が負けたとしても........お前が大きな罪を背負っていたとしても........お前に....っ............死んでもらいたく........なかった............。」
『晋作....貴方は日本を背負って立つ人間なの。1つ間違えただけで日本は変わってしまう。今回の戦争で失った命は少数よ?これで良かったの。いつまでも嘆いていないで。貴方にはまだやる事が沢山ある。』