逆境の桜
「桜........触れられなくてもいいから........ずっとここにいてくれ............」
『ごめ........ね....っ........』
八重はどんどん透けていく。
「いやだ........さくら........」
『みんな........ありがとう........さようなら........』
その時、八重は眩い光を放ちながら弾け散った............。
「桜.................桜が望んだ日本を作り上げてみせるから..........俺が逝く時は....迎えに来てくれよな..............」