逆境の桜
「ふふふ宜しい。」
スパンッ
「や、やあ桜....。」
「ふふふ。久しぶりね稔磨。」
「坂本さんピストル貸してくれます?」
私はこれでもかと言う程穏やかな笑顔で言った。
「どうぞ....」
「ありがとう」
パンッパンッパンッ
私は天井に三発撃つとドスンッと人が落ちてきた。
私はしゃがみ落ちてきた人と同じ目線になると今日一番の(黒い)笑顔で言った。
「久しぶり晋作。会いたかったよ」
自分でも分かるほど黒い笑みを浮かべて言った。