【短編】毒舌美少女と犬系男子
学校にて
「ふふっ、ふふふっ、ふふふふっ♪」
「蒼空、キモイ」
「ふへへ~何で?」
親友の東条千影が聞いてきた。
自分でも分かるくらい頬が緩んでる。
学校の王子じゃなくなってるよね、これは.....
「蒼空、黒崎さん絡みだろう?」
「うん♪今日ね.....」
「おい、犬。自販機でコーヒーを一つ買って来くのだ。
お金は渡す。犬なら3分で買ってこれるよな?」
喋ろうとしたら海ちゃんに遮られた。
しかも自販機まで一番遠いクラスなのに.....
「そんな無茶な....」
「私に無茶と言う言葉は無いのだ。
さあ買って来い。あと2分30秒だからな」
・・・・海ちゃんの鬼。
昨日の今日でも変わらないか.....