イケメン男子と恋に落ちたら
「みんなおはよ!」
そう言って教室に入ると
なんだかみんなの視線が痛い
「まゆちゃんちょっといい?」
クラスの中心人物
田中瑠花 タナカルカ
に急に話しかけられた
なんだろ?
でも断る理由もないし
「ん?いいよお!」
といって瑠花ちゃんに
ついてっと先は
普段使われていないであろう
別館の教室だった
「昨日拓馬君となにしてたの?」
昨日?
あぁ、拓馬と帰ったんだっけ
「一緒に帰っただけだよ?」
そうゆうと瑠花ちゃんの顔が
みるみる怖くなっていった
「好きなの?拓馬君のこと」
え、私が拓馬の事好き?
ありえないって
「好きじゃないよ」
「じゃあなんでキスしてたの?
クラスの子が昨日見たって
ゆったんだけど。」
「されただけだよ。。」
早く帰りたいな
どうしよう。怒らせちゃったみたい
「そうなんだ!」
そういった瑠花ちゃんの顔は
とてもニコニコしていた
「私ね、拓馬君の事好きなんだよね
よかったら応援してくれないかな?」
瑠花ちゃんって拓馬の事
好きだったんだ
なんだろ
胸がざわざわする
「いいよ!」
とりあえず答えといたけど
応援ってなにすればいいんだろ?
「んじゃ今日からまゆちゃんは
拓馬君と話さないでね」
え?
嫌だよ。
拓馬と話せなくなるなんて
なんだろこの気持ち
「わ、わかったよ。」
「話はこれでおわりだから」
そういって瑠花ちゃんは
帰って行ってしまった