空を見上げて。
だから……………………。
私の隣にもう大くんが居ないのは。
楽しく笑い合うことが出来ないのは。
くだらない話をしてじゃれ合うことさえないのは。
大くんの優しい瞳と私の瞳が交わることがないのは。
温かく包んでくれた大くんの体温が感じられないのは。
大くんの隣には『私』じゃない別の子がいるのは。
私の名前を呼んだ声が、
『好きだよ』と言ってくれた声が、言葉が何も聞けないのは。
今までに私がたくさん大くんを傷付けてきたからですね。