ヒカリ
バンッ!


「はぁ‥はぁ‥はぁ‥」


足が痛い

息ができない

それより

『心が泣いてる』


「うぅ‥ふぇ‥ッ‥」


イヤだ イヤだ イヤだ

やめて やめて やめて

助けて 助けて 助けて



心が悲鳴をあげる。



「うわぁーん!!」


今まで押さえこんでいた涙が次々と私の頬を流れた。


いくら泣いてもきりがなくて泣いたらよけい涙が止まらない。


こんな時にそばにいてくれる友達がいたら‥


なんて考えてる私がいる‥

バカだな‥私‥


誰も助けてくれる人なんかいないのに‥


私は一人なのに‥



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