絶対的な距離。〜私と彼の何日間にもよる交換日記〜
−−交換日記をし一日経った。
いつも通り目覚ましが鳴り起きて、支度をして、朝食を済まし。
姉貴の部屋に食事を置きに行く。
「……ん?」
……冷たそうな木の廊下に青いノート。
食事を置いた時に気付いた。
まさか無反応か……?
そう思ってノートを捲る。
記念すべき一ページめ、相変わらず汚い俺の字。
一応、丁寧に書いてみたがやはり汚い。
そして真っ白白なはずの次のページを捲る。
「ほら見ろ無………え?」
そこには無いはずの姉の字が綴られていた。