絶対的な距離。〜私と彼の何日間にもよる交換日記〜
「感慨に浸ってたら駄目だよな」
次は無いとか言われてしまっているけれど、
馬鹿じゃないの、とか嫌味のオンパレードだが、
一応、姉は書いてくれたんだし。
「へこたれんな、俺!」
ガッツでゴーだ!
ポジティブシンキングになる為に、ペチッと頬を思い切り叩く。
嗚呼、勿論痛かったですよ。
でもまだマシだ。
姉が交換日記で書いてくれないよりはずっと。
母さんに取り敢えずデザートのプリンを頼む。
そして、交換日記を机の引き出しにしまって学校に登校した。