私の、初恋こんにちは。
ま、いっか☆
聞こえなかった事に…
「おーい!
聞こえてんのか?邪魔なんだけど?」
……お姫様に向かってそれはないゼ
王子様ぁぁぁぁぁぁ!!!
雨宮りか、久しぶりに怒ります。
「…に……か………い…しょ…。」
「?あのさ、早く座ってくれな…
「女の子に向かってそれはないでしょーーーーーーー!!!!!」
「は……?」
王子様も、さすがにこの大声にはびっくりしたようだ。
へっ!
ざまーみやがれ、イケメン王子様!
しかし…そんな私の怒りが治まったのは
心の中で愚痴った次の瞬間だった。