嫌いになれないイジワル男子。

はぁー？！*蘭々side*

はぁ…。

今日も元気が出ません。

咲音くん、、、。

授業中ずっと窓の外を見つめていると

「先生、望月さんがたそがれています。」


え？！

「おい、望月！ちゃんとノートとってんのか！」


「は、はい！すいません！」


みんなにクスクス笑われて落ち込んでいると、咲音くんがあたしの方を向き口パクで

「ば、か。」


と言ってきた。


もー！！

咲音くんの馬鹿！


ありえないー！！


授業が終わり咲音くんがきた。

「たそがれてんじゃねーよ。ただでさえ馬鹿なのに。」

「たそがれてないし！咲音くん最悪！」

「最悪で結構。ちゃんと授業受けろよ。じゃなきゃ、お仕置きすんぞ？」

…ﾄﾞｷっ

「う、うけます、、」


「おう、それでよし。」

そう言うと頭を撫で奏音くんのもとへ行ってしまった。

む、胸が破裂しそう！


お仕置きうけてみたいな、、、


ってあたしはドＭか！


なんか、咲音くんとよく話すなぁ。

嫌われてると思ってたのに…。

望愛の言う通りだったのかな？

まぁ、なんにせよ




嬉しすぎる。