君に逢えたら 〜初恋は落書きから〜
学校生活が始まって一週間。




「鈴山真彩さんいますか〜?」




・・・またか。




スタスタスタ。





「私ですけど?・・・なにか?」











「えっ・・・!?うそだろ?全然似てねーじゃん!」





「真美ちゃんの双子だから絶対美人だと思ったのに〜」







そう言ってその場を去る男子2人。












真美は早くも学年中の人気者になり
双子の姉も同じ学校と噂で聞きつけた
野次馬どもがわたしのところにやってくる。




そして去って行く。





「本当に双子なのか!?」
「姉の方ブスだよな〜」




などと言って。







最初は傷ついてたよ?







最近慣れてきたけどね!!!!







真美が私に会いに来たときなんて

「こっちが使用前で私が使用済みみたいな?」




って笑いを取ったこともあるもん!!!!













「あの〜真彩ちゃんってここのクラス?」








・・・ほら、また来た。





めんどくさっっ!!
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