先生教えて…
「部活は上手くいってますか?」


先生は私の隣に座った


「うん… 全く…」


先生の前では弱音も吐けるんだ


「そうですか けど相沢さんは強いから大丈夫です」


先生は優しい声で言った


「私… 強くなんかない…」


強がってるだけ 本当は怖い…


「今が踏ん張りどきでしょ? ダンス部のキャプテンは相沢さん1人だけなんですよ」


先生は私に説得するように言う


「だから頑張ってください 僕応援してますから」


「水澤先生…」


今までこんなこと言われたことがなかった


先生の言葉は全て優しくて


私の悩みを溶かしていく


水澤先生って不思議だ…

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