先生教えて…
「あの… 先生…?」


「僕好きになったみたい美里のこと」


私はベッドに押し倒される


そしてボタンを一つ一つ外されていく



「先生… やめっ」


「しよっか? 美里」


先生の唇が私の唇に…






「やめてーー!」


えっ…



ここは…?


「美里どうしたの? 大きい声だして」


部屋のみんなはビックリした顔で私を見る


夢か…



あの夢はヤバすぎでしょ



思い出しただけでもニヤニヤしちゃう



「美里何ニヤニヤしてるの?」



葵が不思議そうに私の顔を見る



「えっ… ニヤニヤなんて…」


トントン


ノックの音が聞こえてビクッとする


「私でるね」


私はドアを開けた


そこに立っていた人物に私は大パニック


「み、み、水澤先生…」


何でこのタイミング?



「みんな起きてますか? 7時から朝ご飯ですからね」


先生はそう言うとドアを閉めた


「美里? 大丈夫?」


なかなか動かない私に葵が声をかけてくれた


「だ、大丈夫」


てか、先生の寝起き初めて見たよ


声が朝の声って感じで


いつもより低くて


私絶対顔真っ赤だ





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