また桜の散る頃に
「おい」

後ろから聞こえたその声は

3ヶ月の今も聞きなれない声だった

「やめろよ.....
こいつ 俺のんなんだけど?」

「はぁ?てめぇ....」

どうやら怒りの矛先は私に向いたようだ

「別に違うよ?
いいじゃん、ほっといて行こうよ
私、やっぱり保健室がいいな」

この男の人2人組か....



< 12 / 62 >

この作品をシェア

pagetop