また桜の散る頃に
「井上くんとか呼ぶなよ
他の男にさわんなよ
俺以外の男とシようとすんなよ....」

「そうさせたのはそっちでしょ?
そっちだって神宮寺って呼ぶし
女の子にさわって
女の子とシてるじゃん
やってることかわんないけど?」

どうでもいいから

別れて.....

別れを言い出せたから

もう怖いものなんてない

「付き合っててもいいけど
私はあの男の人のところにいく」

「じゃあ、俺に処女もらわれてから
いけよ....」

「そっちに処女もらわれるほど
私の処女は安くできてない」



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