また桜の散る頃に
出会った頃よりきれいになった君は

俺に一目惚れさせた


受験の日

まさかの消ゴム忘れて困ってて

そしたら隣のやつが貸してくれた


ありがとうって言える状況じゃなくて

唇にたてた人差し指をあてて

しーっ

って言ったんだ

もう大好きだ



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