未来への一歩【短編】

「高校生までには歩けなくなるかもしれない」


それを聞いた私はどうすればいいのかな?


ケンカしていた無意味な時間を取り戻せるなら


戻りたい


そして思う存分遊びたい…。


受験がおわったら、いっぱい遊ぼう


って約束したのに


その約束が余計に君を苦しめてしまっているのかな?


私は


君が生きている限り


何度でも会いにいく


寂しくないように


辛くないように


何時間も、何日も考えた


君に何ができるのかを…


でも、これくらいしか思いつかなかったんだ…


本当にごめん


ごめんって言葉がたくさんでるよ


でもあまり言い過ぎると


君が倍以上謝ってくるからやめとくね?


君は一人じゃないんだよ


それだけはわかってね


私にとって君は


大切な大切な友達


何でも話せる存在


これからも……







ずっと!





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