未来への一歩【短編】
私の、大きくて真っ黒な心の中の雲は
嵐が過ぎ、涙の雨がやみ、笑顔という光が
差し込んで
また、笑って過ごしていきます
同じ学校でも
クラスがちがったり、部活が違ったりで
会う機会は減ると思う
それでも
お互いが笑って過ごせるように
そう願いを込めて
私たちは同じ制服を着て
明日、高校の門をくぐります
そして、大きな決断をした君に一言。
「やっと、未来への一歩を踏み出せたね!」
2014.4.8
未来への一歩 ‐FIN‐