あなたは不良じゃないんですか?
ガチャ
屋上の扉を開けた

予想通り魁聖君はいた
座ってタバコを吸っている

「魁聖君」

「俺にはもう話しかけるな」

「なんで?」

「なんでも」

「いやだ
暴力奮ったのってうそ…でしょ?」

「ほんとだよだから話しかけんな」

「そんなの無理
だってあんなに優しくしてくれたもん」

「あれは……とにかく話しかけんな」


私はそれ以上魁聖君に言い返すことはできなかった

しばらくして私は教室に戻った
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