あなたは不良じゃないんですか?
湊馬君は気づいてないみたい

でも魁聖君は気づいてくれた

私が魁聖君をみると魁聖くんは
ふわっと笑ってくれた

ドキッ

魁聖君の笑顔にドキドキしてしまう
何でかな?

「魅梨?」

湊馬君が声をかけてきたので
顔を湊馬君の方に向けなければいけなかった

私は仕方なく魁聖君から顔を逸らし
湊馬君の方に顔を向ける

「着いたよ」

いつの間にか家に着いていた

湊馬君が帰っていったあと周りを見渡すが魁聖君はいない

話したかったのにな
そう思いながら私は家に入っていった
< 31 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop