青春の香りはビーズ玉
プロローグ




子供の頃、駄菓子屋のおばちゃんがくれたラムネ。







その時は嫌いだった。







喉にシュワシュワくる感じが。







でもお母さんが教えてくれた。







ラムネのビンに入っているビー玉を取り出すことが、できたなら







幸せをつかむことができる。と。







私は頑張ったけど、結局取り出せなかった。







そんな時、君に出会ったんだ。







ラムネから取り出したビー玉を持った君に。







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