幼なじみ。
聖蘭高校の中は言うまでもなく綺麗、そして新しかった。
一昨年作られたばかりの新設校だ。
作られたばかりの高校なのに既に定員割れ。
『……すご。綺麗すぎる』
「莉七、お前と俺クラス一緒な」
『え?樹と莉七が?一緒ー!?やったぁぁぁ!』
「あーまじうるせぇ。黙れ」
樹と同じクラスで一安心。色々と助かるからな…
『早く行こ、早くー!……そういえば何組?』
「2組。」
『よし、行こいこ♪』
そして教室へ向かった。