隣の悪魔はご機嫌ナナメ
「可愛すぎて、困ってるの!」
「はあ?」
「ひとつに決められないんだってば!」
可愛い雑貨がたくさん置いてある、雰囲気もふわふわしていて女の子が絶対好きなお店。
あの動物のぬいぐるみも可愛いし。
手作り感のある文房具も可愛い。
このお店の商品、全部可愛すぎだよ。
「ーーで?決まったのか?」
「うーーーん」
あたしはお店をキョロキョロと見渡してため息をついた。
どれもこれも可愛すぎる。ああ……。