隣の悪魔はご機嫌ナナメ
あれれ?なんか嫌がってなかったっけ?
しかも普通にペアバージョンって、
青久あんな可愛いのつけるキャラだっけ?
つっこみたいところはいっぱいあったけど、店員さんと一緒に青久はお会計にいってしまった。
「青久、あの、よかったの?」
「なにが」
「これ……」
あたしの腕の中にある、可愛くラッピングされたふたつのキーホルダー。
もちろんひとつは、青久の。
「お前、欲しがってたじゃん」
「そうだけど、青久ってキャラじゃないよ?いいの?」
かばんにつけてくれるのかな。