隣の悪魔はご機嫌ナナメ



「条件があるけどな」



「え、じょ、条件?」



何それ。なんでペアキーホルダーつけるのに
そんな条件あるのよ!



てかなんかあやしいんだけど!!



「ああ。それをしてくれるんなら、つけてやるよ」



「それって、なに?」



「それはーーー……」



青久の口元を見ながら、ゴクリと唾を飲み込む。



「俺の、世話係」



「へっ?!」



何それどういうこと?世話係って?!



「……全部声に出てるけど?」



「はわわわ」



いけないいけない。




< 130 / 302 >

この作品をシェア

pagetop