隣の悪魔はご機嫌ナナメ
これから青久に会って、気持ちを伝えるっていうのに。
こんなマイナスな気持ちじゃだめだ。
どうにかしなきゃ……。
っていうか、青久はどこにいるんだろう。
ここにいろって言われたのはいいけど。
このままあたし、ひとりぼっちとかはないよね……?
「お待たせしました。ハチミツレモンです」
なんて考えていたら運ばれてきたハチミツレモン。
湯気が出ていて、とてもいいにおい。
「あ、ありがとうございます……」