隣の悪魔はご機嫌ナナメ
「あ、メールだ」
青久からのメールひとつひとつにドキドキして。
まるで初恋のときのよう。
っていってもあたしの初恋は青久で。
ずっと青久のことが好きだったから。
「そろそろ、行く?」
「うん、行こうかな」
笑顔の真里に、席を立ってあたしも笑顔で手を振る。
「楽しんでね」
「ありがとう!!」
こんなに楽しい気持ちになれて、恋って素晴らしい。
ーーーあたしは本当に幸せだ。
これからもこの恋を楽しんでいこうと思う。
ずっとずっと、青久の隣でーーー……。
END