明日の君は笑う
そう。
その男の子が肩を抱いているのが加賀ちゃんなのだ。
加賀ちゃんは半分諦めてる感じでその男の子を引っ張っていく。
「最近加賀っち関係で心臓に悪いことが多いー」
進ちゃんはそういいながら,ボーっと加賀ちゃんを見つめる。
まあ,確かにあのカッコいい男の人と言い,外国人の男の子と言い,なんか知り合いってだけじゃない気がしてならない。
「奈々穂に聞くのが一番だろ」
「確かにそうだけどさー」
修大は平然としてそういう。
「確かにな~,やましいことがなければいってくれるんじゃね~?」
「それでやましいことがあったらどうすんのさー」
俺立ち直れないよー?