明日の君は笑う
「何でだよ」
「周りのギャルたちの目を見なさい」
「また零夜に注目してるなー」
「風雅も同じようなもんでしょ」
「えー,俺奈々以上のかわいい子会ったことないー」
「そんな事言ったって何も買わないからね」
「あ,ばれた?」
何処にいたって注目を集め続ける,零夜。
わざとらしくベタベタとくっついてくる,風雅。
そして一番問題なのは。
「レイヤとフウガも遅いよー!早く遊ぼ!!」
ひょいと私を抱き上げ,海に近付いていく,キリア。