明日の君は笑う
こいつは,こういうことを回りの目を気にせずらくらくと…っ。
でも,そういえばキリアまた背が伸びた?
ブロンドの髪も少し伸びてきてるし。
「…キリア,髪伸びたね」
「そうー?」
「うん」
そういいながらキリアの髪の毛に手を伸ばす。
「ナナー,そういうことするとオトコは勘違いするよー?」
「え?」
ニヤリ,意地悪そうに笑みを浮かべるキリア。
「どういうこと?」
意味が分からずキリアに聞いても,「なんでもないよ」と笑われた。
…なんか,むかつく。