明日の君は笑う


「う,うん」


急に変なこと言われたから吃驚した。


ドキドキしていると,涼はチェッと舌打ちして。


「チュッ」


「~っ?///」


「これで我慢したげる~」


頬に残るわずかな感触。


涼がにやりと笑うのと同時に頬が熱くなる。


「涼ちゃーん?!」


「…おい」


修大と双葉が涼に詰め寄ったとき,進が私のほうに近付いてきた。


「ごめんな。吃驚しただろ」


「ううん,吃驚はしたけどキリアで慣れてるから」


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