明日の君は笑う


「双葉そんなに合唱すきなの?」


そんなことをおもっていると,予想してなかった言葉が掛けられて吃驚する。


「んーん,普通ー」


「だって,さっき合唱早くやりたいって」


「助けるための口実ー!」


なんかこういうところは真面目に受け取っちゃうんだー。


意外と馬鹿かもなー。


かわいー♪


「それより,早くパートんとこ行かないとまた怒られるよー?」


こっちをちらちら見てるセンセーを見つけて,加賀ちゃんに言う。


「あ,そうだった。ありがと」


「うんー!」


加賀ちゃんは慌てて,パート練習に戻っていった。


そしてパートの一つずつの練習。


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