明日の君は笑う


しばらくそのことで喋っていると。


「双葉,涼,進。行くぞ」


「お,やっとSHR(ショートホームルーム)終わったのー?」


「ああ。ちょっと先生の話が長引いてな」


「じゃ,奈々穂を迎えに行きますか~」


「そうだねー」


重たい腰を上げ,俺らは保健室に向かった。


その間に修大にあの女たちのことを話すと。


「気持ち悪い。好きだと?ふざけるな」


「たぶん本気だと思うけどー?」


「あり得ない。気持ち悪いしか言葉がない」


「修大毒舌~」


やっぱりな。


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