好きになったのがたまたま幼なじみだっただけ
「彼氏にするなら年上がいい」
このことはなかなか学校の友達に理解してもらえないんだ。
「平気で浮気しそうだし」
「口じゃ絶対勝てないし」
「自分が年下という劣等感」
同じグループの友達はみんなこう言う。
「コウちゃんは浮気なんかしないもん。年上ならではの器の大きさがある...はず」
段々自信がなくなって語尾な小さくなる。
「だったら思い切ってその幼なじみに年上がタイプだって言えばいいじゃん」
「いやいやいや、いくらなんでもそれは肉食すぎるんじゃ…」
「でも、こうでも言わなきゃ“コウちゃん”は気づいてくれないでしょ?」
「うぅっ…確かに」
やっぱり言うしかないのかな。
よし、思いたったら即行動!今夜実行しよう!