好きになったのがたまたま幼なじみだっただけ


「迎えにきたよ、アカリのこと。」




「うんっ」




涙が溢れそうになる。大きくなったサツキと目を合わせる。




「アカリ、好きだ。俺と付き合ってください」


「…あたしもずっとサツキのことが好きだったよ?よろしくお願いします」




想いが通じあって初めてのキス。サツキと2回目のキス。




大好きな幼なじみとキスができるなんて、あたしは幸せ者だ。


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